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フィンテックと決済
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フィンテックとは金融(Finance)と技術(Technology)が合体した造語でしたよね。

このフィンテックを語る上で欠かせないものとはつまり、決済システムです。

時代はどんどんキャッシュレスに進化しています。

国内大手クレジットカード会社JCBによる調査


国内大手クレジットカード会社JCBが2000年以降毎年行っている「クレジットカードに関する総合調査」(日本全国の20代~60代の男女3,500人)した結果、昨年のクレジットカード保有率はなんと、

85.1パーセントです。

これはかなり多く感じますよね。

そしてその保有者は平均で3.2枚のクレジットカードを保有している、とあります。

(出典 JCB、「クレジットカードに関する総合調査」2017年度の調査結果を発表 株式会社ジェーシービー2018年2月16日 https://www.global.jcb/ja/press/00000000162602.html )

クレジットカードも近年、様々なサービスが充実してきていて入会するだけで万単位の多額なキャッシュバックがあったり、カードを持っているだけでポイント2倍などがことさら目につくようになりました。

調査結果では10人に8人以上は何らかのクレジットカードを持っている計算になるので、やはりそれだけニーズもあるのでしょうね。

クレジットカード決済はやはり便利で楽です。

小銭をわざわざ出すこともしなくていいし、決済スピードも速く、サインレスのお店も増えてきました。


クレジットカードもフィンテック


クレジットカード決済、実はこれも昔からあるフィンテック(Fintech)の一つです。

お金(Finance)テクノロジー(Technology)の発展により、

便利になり非常に使いやすくなったサービス。ですよね。

私自身、クレジットカードを持っていなかったので現金のみ持ち歩いていましたが、たまたま一度クレジットカードを入会し利用してから初めてその便利さに気づきしばらくするとほとんどのショッピングをカード払いにするようになりました。

手軽さだけでなく、そこにポイントがついたりと付加価値もついてくるので現金よりカードを使った方がお得、となったように思います。

クレジットカードに限らずこの決済システムですが、求められるものはやはり手軽さでしょう。


様々な決済サービス


交通系電子マネーや様々なポイントでの決済も当たり前になっています。

ひと昔前、ポイントといえばスタンプカードの延長のようなものでそのお店、もしくはチェーン店でしか利用できなかったものです。

しかし、今はTポイントやWAON、楽天Edyなどは提携しているお店であればどこでも使えますし年々、提携先も増えていく傾向にありますよね。

交通系電子マネーも始めは改札を通るためだけのカードでした。

それがありとあらゆる場面で支払いに使えるようになるなんて、鉄道会社も予想してなかったのではないでしょうか。

世の中は便利さを求める中で現金で払うことは不便である、と感じてきています。


フィンテックと決済はどうなっていく?


今後も決済はフィンテックの進歩により、発展を続けていくでしょう。

近年、ビットコイン決済もフィンテック関連のニュースとして話題になりました。

大手電化製品ショッピング会社でのビットコイン決済導入や銀座のすし屋でもビットコインが使えるといったように広がりを見せています。(※現在は価格の不安定さのため、取引を中止している所もあります。)

この”決済”ということに関しての世界の注目はかなり高いです。

そこにテクノロジーの力を注ぎこみ、より便利に簡略化していこう。という流れがすでにできています。

もし、キャッシュレス化が進み誰もが現金を持たない日が来るとしたら、お店のスタイルも大きく変わっていくことでしょう。

お札や硬貨を扱う必要がないため決済は簡略化され、スペースも取らなくてよくなります。

近い将来タブレット端末一つでレジからPOSシステム(顧客情報、商品情報等管理システム)の何から何までできるようになる。

そうなると人件費も安くなり、空いたコストやスペースをさらに活用しようとするかもしれません。

海外では、まだ実験的にですが

お店に入る→商品を選び→レジを通さず持って帰る→自動で決済

という試みもAmazonがスタートさせています。

これがうまくいって広がっていけば決済としてのフィンテック最終形態といえるかもしれませんね。

しかもこれがそんなに遠い未来の話じゃないのです。

決済ひとつ変わるだけでそれに関わる全ての分野が様変わりしていく。

決済で世界が変わるといっても過言ではありません。

だからそれだけ注目度が高いのだと思います。

このように決済とフィンテックは固く結びついており、フィンテックにとって決済は重要な柱の一つを担っています。

そして次から次へと新たな決済サービスが生み出されていくわけで、10年後私たちが現在使っているお金の在り方もどう様変わりしていくかは検討もつきません。

しかし、分かることは

今以上に便利に手軽に、なっている。

ということでしょう。

 

これからもこのサイトではフィンテックと決済をテーマに情報を発信していきたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

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