小売店で商品のバーコードのスキャンから支払いまで全て自分で行うセルフレジ。
比較的空いていて会計もスピーディに出来て便利なはずですが、いまだ有人レジが混雑していてセルフレジがガラガラなんて光景良く見ますよね。今一つ人気がありません。
その原因は一体何なのでしょうか!?見ていきましょう。
目次
理由①セルフレジの人気がないのは面倒くさいから?
セルフレジが敬遠される理由としてまず最初に挙げられるのが、レジ操作が面倒だという事です。
商品のバーコード読み取りから支払いを全て自分でやらなければいけません。
商品が1点や2点ならまだしも、スーパーでまとめて10点以上買ったりした場合も全てスキャンしていく必要があります。
その後袋に入れる際にも大抵のセルフレジでは台が計りになっており、重量で商品をカウントしているので慎重にやらなければエラーになってしまう場合も。
このように有人レジと違い、当然ひと手間掛かってくるわけですね。今まで店員さんにやってもらっていた事を自分で…というのはやはり面倒だと感じる人も多いのではないでしょうか。
理由②操作方法が分からなくて不安?
続いてセルフレジが苦手な人に多い意見です。レジ操作がしっかり出来るか不安で一度もセルフレジを使ったことがないという方や何回か利用したけどやっぱり使い方が良く分からない…など。
基本的にはセルフレジの操作方法は画面のガイダンスに従っていけば良いだけですし、分からないことがあれば店員さんがすぐに飛んできてくれるので難しい事はありません。
しかし、習うより慣れろのいきなり実践型。
レジそのものに馴染みがなければ最初の一歩はなかなか出ないのは当然だと思います。
さらにはセルフレジの種類もお店によって様々な点も、慣れるところまで行かずに断念してしまう一因だと思いますね。
理由③割引などのメリットが少ない?
ガソリンスタンドのセルフ店舗ではガソリン価格が安く設定されています。1リットルあたりの値段が違うので入れれば入れるほどお得感がありますし、実際満タンにした時はやっぱりセルフの方が安いと感じます。
値段が安いというのはセルフ店舗の最大のメリットです。
さて、それがセルフレジではどうでしょう。商品価格から割り引いてくれるサービスは殆どありません。あるとすれば、セルフレジを利用すればポイント2倍還元など。
それもセルフレジ導入の最初の期間だけだったり、現金での支払いのみだったりと限定的な場合も多々あり、総合的に見るとあまり価格的なメリットはないように思います。
思い切ってセルフレジをご利用時には支払い金額の5%OFFとかなら逆に誰も有人レジを使わなくなると思いますが、現実的には難しいのでしょう。そもそも、お店にしてみればセルフレジ導入のために多大なコストが掛かっていますからね。
じゃあ、セルフレジの良いところは?
セルフレジの良いところは何と言っても有人レジと比べて空いている、待ち時間が圧倒的に少ないという点です。
場所によっては有人レジよりもセルフレジの台数が多いこともあります。有人レジは混雑、セルフレジなら待ち時間ゼロな時もよくある事で急いでいる時には非常に有難いサービスですね。
慣れるまでが面倒ですが、一度慣れてしまえばセルフレジも案外簡単に会計が出来ます。
お店にとっても人件費削減になるというメリットがありますね。ただセルフレジに常駐しているスタッフが必ずいるので、本当に人件費が削減されているのかは現状怪しいところですが。しかし、将来的にはシステムの向上によりスタッフがいない状態になっていくと思います。
まとめ
セルフレジが面倒だったり操作方法への不安だったりとやはり苦手意識を持たれる方は多いです。あまり割引によるメリットがないなら少し並んでも有人レジで会計した方が気持ち的に楽ですよね。
セルフレジはやっぱり自分には合わないから使わなくていいやというのも全然ありだと思いますし、何より自分が便利だな快適だなと思えるサービスの利用の仕方がベストだと思います。
私の場合はスーパーで商品の数が多ければ有人レジを使い、ペットボトル1本やお菓子だけを買う時なんかはセルフでSuicaでピッと会計をするっていう感じで使い分けています。
今後さらにセルフレジの機能が向上して、買い物かごを置いただけで全ての商品を読み取るなんて事になるかもしれませんし、まだまだ現状苦手だと思っている方にとっても使い易くなる日がきっと来ると思います。期待したいですね!
ここまでご覧いただき有難う御座います(^^)