米アマゾンによるレジ無人の店舗『Amazon go』。何とキャッシュレスが売りだったはずが現金使用可の動き!一体何があったのでしょうか??
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Amazon goまさかの現金可能へ
ネット通販大手、米Amazonが運営する初のレジ無し&キャッシュレス店舗のAmazon goが現金使用可能への動きがあるというのです。
TechCrunch Japan https://t.co/z7aIuMfTUe
— Hiroki@フィンテックライフ (@Fintechlife_) April 14, 2019
この記事によるとまだ具体的にいつかは明らかにしていないようですが、Amazonがその予定であると認めたとのこと。
銀行口座やクレジットカードを持てない層が一定層いるためにこのキャッシュレス化の動きに待ったが掛かったようです。そしてキャッシュレス禁止の条例が州単位で出てきました。
現金を扱うならレジが必要?
Amazon goの最大の特徴はレジが無いということです。店内に設置された高性能センサー、カメラによって店外に商品を持ち出した事を感知し専用アプリから自動的に決済される仕組みになっています。
そのアプリには予め手持ちのクレジットカードを紐付けています。その仕組みから現金を扱う事はなく、レジが無くても店舗として成り立つのです。
もちろん、現金での支払いに対応するとなると今までの構造では成り立ちません。
しかし、レジ無しを大々的に打ち出して来たAmazon goにとってはキャッシュレス禁止の動きは想定外であり決済の仕組みを根本から見直す必要が出てきました。
今後どのような経過を辿っていくかは分かりませんが有人レジを置くことは考えにくいでしょう。もしも現金支払い可にするとなるとセルフレジになる可能性が高いですね。
キャッシュレス化で生まれる差別化
ここで浮上してくる問題点は銀行口座やクレジットカードが持てない人々が一定数いるのにも関わらず、このままキャッシュレス店舗が増え続けてしまうかもしれない、という事です。
そうなると社会的にも弱い立場にいる層の方々が気軽に買い物をする事さえ出来なくなる懸念があります。
当初は思ってもなかった形での差別に結果的になってしまいますよね。その応急処置として1番は現金を使えるようにするということ。逆にそれしか方法は現段階ではありません。
まとめ
レジ無し&キャッシュレスに暗雲が立ち込めるAmazon go。これはAmazon goのみならずキャッシュレス化の流れに黄色信号が灯っています。
同じような形態で技術開発をしているスタンダードコグニションなども含め、これからこの業界の乗り越えるべき壁が今回のニュースから見えてきました。
今後どのような経過をたどっていくのか、しっかり見ていきたいと思います。
当サイトでもAmazon goに関する情報をお届けしていきます。
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